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ニッサン・セドリック(30型)
 今となっては消えてしまった車名ですが、セドリックはニッサンの高級車として長い歴史があります。その最初のモデルが縦目ヘッドライトを備えた30型です。車名に「ダットサン」ではなく「ニッサン」となっているのは、ダットサンは大衆車の名前に、ニッサンは高級車に、と言う区別でもあったのでしょうか。いずれにせよ、戦後初の「ニッサン」ブランドの乗用車です。
 1953年、英国オースチンとの技術提携でA40のライセンス生産に着手、A50で国産化を達成し近代の自動車製造を学んだ日産は、モノコックボディを採用した意欲作セドリックを1960年に発表しました。
 まだ日産の乗用車ラインナップはダットサン・ブルーバード(310型、1959年登場)、ダットサン・フェアレディ(SP211は生産数20台程度、1960年のSPL212は輸出専用)程度で、現在からは想像できないほど販売台数も少なかったのです。


 画像の黄土色のセドリックはご存知トミカリミテッド・ヴィンテージ(以下TLV)で、グレードはDX。そして黒ボディはダイドーのWチャンスプレゼント(以下ダイドー)5台の中の1台でなんとセドリック・カスタム(1900cc、G30型)です。この2台、最初は同じものだと思っていたのですが、手にしてみてその違いに思わず唸ってしまいました。TLVは見ての通りでトミカっぽいほのぼのとしたモデルに仕上がっていますが、ダイドーはエブロのスケールダウンの如く、ディテールが細かに作られています。ホワイトリボンタイヤ、ホイールキャップにセドリックマークのプレス、グリルはバンパー別体、フォグランプはバンパーからしっかり生えています。また窓枠のモールド、エンブレムのタンポ印刷の細かさなど、押さえるポイントを心得ているなあと感心しました。並べてみると更にわかると思うのですが、セドリックカスタムの「高級感」が雰囲気的に良く出ています。山椒は小粒でぴりりと辛い、の言葉がぴったりです。


 セドリック30系は細かな変更を受けています。最初は1500cc(!)モデルで登場、すぐに当時の小型車枠が1961年4月に1500cc→2000cc、ホイールベース2700mm以下に改められセドリックもスケールアップ、ホイールベースを100mm延長の2630mm(カスタム)、その後DXも排気量を1900ccにアップされています。
 更にマイナーチェンジで縦目をやめて横目のヘッドランプに変更され、更に2800cc6気筒、全長4855mm、ホイールベース2835mmの大型車「セドリック・スペシャル(50型)」を1963年に発売しています。日本車で初めての3ナンバーモデル。形式名からして1965年発売のプレジデント(150型)のご先祖です。


 私が6歳くらいのときにマイナーチェンジ後の30セドリックに乗せてもらったことがありました。父のサニーVB10や母の乗るコロナRT40と比べて広い車だなあ、と子供ながら感じたものです。昔の車は皆そうなんですが、ノスタルジック・カー・ショウ等で見かけるととてもシンプルなもんです(笑)。

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